作品

2009年10月28日 (水)

台風一過 旅人来る

夜の嵐が嘘の様に空は晴れ。
谷中から友人のY氏旅ベーグルのお二人。Neglaさんが来てくれた。


とても楽しい時間を過ごせたし、
絵も素敵な所に嫁いでいってくれて感謝の一日。


良いギャラリーにしたいと日々頑張っているけれど、
この空間を良くす為には絵だけでなく、
その他のモノ達だけでなく、
ボク自身が進化する必要があると思った。
素敵な店には素敵なヒトがいる。


旅ベーグルはとても素敵な店だと思っていたけど、
そのヒミツはやはりあのお二人にある。

Neglaには行ったことがないけれど、
確実に素敵な店でしょう。必ず行きたい。

ここのところ立て続けに素晴らしい出会いが続いている。
出会いこそボクにとって歩き続ける為の最高の糧だ。
感謝。


House_13

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2009年10月26日 (月)

台風

外は凄い風。うちの古い木枠の窓は突風が吹く度にカタカタ音をたてる。
話がそれるが、この窓、地震の時も凄い音をたてる。
何だか大げさな感じで恐怖倍増。うちの地震探知機でもある。


今日は風。
こういう風に吹かれるのが好きだ。
この風がここまで何を運んできたのか、
何処まで吹いていくのか。
自分の中を勢い良く通り過ぎていくこの風に乗って、
どこか遠くまで行きたくなる。

奥日光辺りはもう秋も終わりだろうがまだ秋。
旅の季節だ。

どこまでも遠くまで行きたいなぁ。


House_12

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2009年10月 8日 (木)

おしらせ

ここ数日、お向かいの日光珈琲は大忙しである。
某テレビ番組に出た影響だ。
にも関わらずcocoloyaは閉店状態。
まぁ店にはいたのですが。

なんとか絵が描きたまったので
やっと明日から復活です。

Hoshi_no_to


星の塔

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2009年7月24日 (金)

新作

nidoから届いた額に絵を入れた。
額がとっても個性的で主張があるけど
絵にスゴく合っていて気に入っている。


以前にも、個展の為に数点額を作ってもらったことがあるのだけれど、
その時からずっとnidoの額が大好きで
全部お願いしたいくらいなのだ。


黒豆さんでのグループ展には
ボクの絵とnidoの額コラボを多数お見せ出来ると思う。


額が良いと絵を描く楽しみが何十倍にも膨らむ。
このあとどんな額が届くか今からホントわくわくする。

Nido01

Nido02


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2009年6月30日 (火)

絵のこと

ごまかせない

全部出てきてしまうから

未熟さも

感情も

考えも

思いも

だから何も思わず考えず感じずただただ描きたい

だのに

考えて 不安になったり 浮かれたり ごまかそうとしたり

いつも揺れる

稚拙さを恥じることはないと思う

技術も考えも思いも

全部

そのままでなければならない

それ以上はできないから

ありのままで

ただ描きたい

揺れながら

未熟者のまま


House_04

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2009年6月26日 (金)

夢の中の設計図


 あけがたの
 夢の中の
 一枚の白い紙に
 水を描き
 その上に都市を描く
 聖堂の影が
 波にゆれ
 すでに一羽の鳩が溺れる
 何というもろさだろう
 私たちの夢見る
 美しさは
 まして
 祈りもなく
 何を夢見ることができよう
 どんなに固い
 石の道も
 私たちの夢の迷路から
 生まれるのだ
 どんなに高い
 尖塔も
 私たちの夢の闇に
 試されるのだ

   

      作・谷川俊太郎


House_03

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2009年6月24日 (水)

gallery 黒豆

今日は店を休んで埼玉の東松山市にある gallery 黒豆 に行ってきた。
黒豆さんはとても素敵なギャラリー。
またオリジナルの凄く素敵なライトをつくる作家さんであり、
cocoloyaでも少しだけそのライトを置かせてもらっている。
今日行ったのは、9月に黒豆さんでするグループ展の打ち合わせのため。

cocoloya,nido,青空洋品店のグループ展(詳細はまた後日)。

初めて黒豆さんに行ったのは1年前。
なんかの雑誌で記事を読み気になって行ってみたのだけど、
入った瞬間一目惚れしてしまい
その場で絵を見てもらい展示のお願いをした。
だから1年越し、念願の展示だ。
その事はブログを初めてすぐに書いた。
そのときは、まだ自分がギャラリーをやるつもりは無かったのだけど、
店作りをする上で一番影響を受けた店なのだ。

1年ぶりの訪問。
やっぱり素敵な空間だった。
前よりも一層強くそう思った。

東松山の事はあまり知らない。
ただ、ぱっと見た感じ何か特別な特徴のある土地とは思えない(東松山市民のみなさまごめんなさい)。
田んぼ、畑、住宅街、工場、大型店舗がそれぞれだだっ広い関東平野の中に点在している。
関東で良くある風景。
その中に、ぽつんとこのギャラリーはある。
立地は良くない。
駅の近くではないし、わりと大きな道路がすぐ傍に通っていて車通りもある。
ど田舎でもないから自然に囲まれているわけでもない。
普通の住宅と畑、道路に囲まれたなんて事は無い場所にある。
それでもとても素敵なのだ。

何かをやるのに場所は関係ないのだなぁ、、、とつくづく思い知らされた。
ぼくらがいた1時間くらいの間にも何組ものお客さんが来ていたし。

それに比べればcocoloyaのある環境は比べ物にならないほど恵まれている。


わかっちゃいたけど、
いい物をつくる事
本気でつくる事
それだけなんだなぁ

ボクらモノ作りは
頭じゃなく
手を動かさなきゃ
と思ったのでした。


久しぶりの展示会に向けて
頑張ろう!


House_02

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2009年5月27日 (水)

収集癖

ボクの作品に対する判断基準は欲しいかどうかである。
有名な作家であっても欲しくない物は興味が無い。
ルーブル美術館でもモナリザをはじめヨーロッパの絵画には全く興味が持てなかった。
もしタダでやると言われてもあの大きな絵達はちょっと邪魔臭いだけだ。

いまcocoloyaで扱っている作家さんはボクがその作品を欲しいと思う人達だ。
委託で置かせて頂いているのでなんとタダで自分の空間に置いておける。
何とも贅沢な気分で毎日作品達に囲まれて過ごしている。

ただ自分の絵は例外である。
手放したくないと思うような物は100枚に1枚くらいな物だ。
なぜだかはわからない。

写真の絵はnidoさんに額を作ってもらったもの。
額が良いと絵も生きる。
これは手放したくなかったんだけど。。。

Nido


ステンドグラスの箱、蝶、額 by nido
彫塑 by Nakamura Manabu
絵 by ayum

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2009年4月12日 (日)

贈り物

昨日、今日と連続で、お客さんがボクの絵について同じ事を言ってくれてびっくりした。
「あなたの絵は『星の王子さま』みたいね」と。

すごくすごく嬉しかった!絵を始めてから一番の褒め言葉を二日連続でもらったのだ。


『星の王子さま』のなかで作者はいくつかの挿絵を描いている。
だがその絵がボクの絵に似ているわけではない。
作品から受ける印象の事を言ってくれたのだ。
だから余計に嬉しかった。

前にも書いたが、
この本はボクにとってバイブルみたいな物。
もう何十回と読んだしこれからも読み続けるだろう(いまでもアトリエにいつも置いてある)。

そして、ボクが目標にしている作品でもある。
こういう作品が作りたいのだ。

でも自分の中ではまだまだとても手の届かない目標。
遠い遠い存在。

それでも
あんな風に言ってもらえたのだから、
少しは近づいているんだな。。。

あ〜最高の贈り物でした。ありがとう。


House_08

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2009年3月 8日 (日)

来客

好きな事を毎日やって自分の道を突き進んでいるから
毎日楽しいし充実している。
その反面、漠然とした大きな不安に押しつぶされそうになる事もしばしば。
自分自身を信じるのはそう簡単ではない。
そんなに出来の良い人間ではないし。


先日遠方から三時間もかけてお客さんが来てくれた。
ボクの絵を気に入ってくれていて絵を買っていってくれた。
とても嬉しかった。
そして
とても勇気づけられた。


まだまだ良い物が描けるはず と絵を眺めながら毎日思う。
彼女達がまた気に入ってくれるような、
もっともっと良い絵を描かなくちゃと気を引き締め直したのでした。


Michi_02

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2009年3月 6日 (金)

本業

お向かいに出来る nikko coffee の内装工事が終盤を迎えている。
来月オープン予定だからいよいよ大詰めだ。
ときどき壁塗りなどを手伝っているのだけれど、日々机に向かって仕事をしているのでこれが気分転換になって良い。
ただ楽しすぎてまた内装工事がしたくなって困る。
nikko coffee K氏とも「これを本業にしたいね〜」などと冗談(半分本気)を言い合っている。


ともあれもちろん本業優先。
5月には青空洋品店の故郷、谷中でのイベント参加も決定したので小作品を描き続ける日々です。


Michi

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2009年1月11日 (日)

画家的心得

一つの事に集中しているとそれ以外の事はほったらかしにしてしまう。
新年になってから新しい絵の事ばかりが頭の中にあって色んな事を後回しにしている。
そういう性分なのだ。


こんなに絵の事に時間をかけて集中しているのはいつぶりだろう。
学生のころ以来だろうか。もっとも学生の頃は今よりずっとココロが定まっていなかったから、考える事も四方八方へ散漫していて集中度は低かったけど。
ありがたい事だ。
ただ余裕をこいている時間はない。
いつこの状況が終わるか分からないから。
貧乏画家の宿命。
誰かが『画家は乞食と同じようなものだ』と書いてあるのを何かの本で読んだ事がある。
その通りだと思う。絵はけして必要なものではない。何の生産性も無い事をやっているのだ。
そういう道を選んだのだと新年早々気を引き締めている。
毎日絵に集中出来る事の幸せを噛み締め、家族に感謝しつつやっている。


そんなこんなで今年も思い切りやり抜くぞ!

Ahomeforprayer

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2008年12月26日 (金)

イノリノイエ

ここのところ毎日コツコツ絵の制作に励んでいる。
新しいアトリエ(店)の居心地の良さと日々美しい日光連山が見れる立地、文句なしの環境の中で今までで一番気持よく描けている。

この絵の題は『イノリノイエ』、この題材は今ボクの1つの大きなテーマでもある。
誰もが心の中に持っている自分だけの祈りの場。
それを描きたいと思っている。
いままでは何かを具体的に表現したいと言うモノはなかった。
絵を描く事は理屈ではなく、美を求める衝動にすぎず、だからただ感覚的にあろうとしてきた。
感覚的である事には変わりがないが、ボクの中で自然と芽生えた初めての具体的なテーマだ。

”祈る”ことがとても大事だと思うのだ。ボクはいつも祈る。
大地に、空に、山に。
家族や友、まだ出会っていない全ての人を思って。
全ての命へ。
平和と愛を願って。
時には何も考えずただ祈る。
心の中の祈りの家で。


今年ももうすぐ終わる。
偶然の出会いが必然の今へと繋がる事を改めて実感し、自分の道を信じる事が出来た充実の年だった。
多くの人に支えられて“友情”を、新しい命に触れ”愛情”をじっくり味わえた。
感謝。。。


良いお年を!!!

Inorinoie

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2008年11月22日 (土)

ギャラリーの一角

先日書いた中村学さんの作品達をギャラリーに飾ってみた。
良い感じ。
続々と他の作家の作品も届いています。

Nakamura_gaku_02


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2008年11月21日 (金)

中村 学 さん

今日は益子に行った。
ギャラリーに作品を置いて頂く事になっている作家、
中村学さんに会うためだ。

中村さんはボクの親くらいの世代。
作家としてはだいぶ先輩。
ギャラリーのために作家探しをしていたときに縁あって出会ったのだが、
その作品に一目惚れしてしまった。

作品について多くは語るまい。
是非本物を見て欲しいから。
ボクの写真の腕ではその良さを引き出す事は出来ないし。。。


今日は中村さん夫妻と会い、また作品に触れる事で多くを学んだ。
言葉数こそ少なかったけれど十分すぎるほど分かり合えたのではないかと思う。
作品もそうだが、自身もとても気持のよい素敵なヒトなのだ。
とても充実した一日だった。


Nakamura_gaku

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2008年8月 3日 (日)

絵を飾ろう!

たまたま聞いていた音楽に、読んでいた本の一節に、見ていた映画のワンシーンに救われる事がある。
その中のいくつかは人生に深い影響を与えたりもする。
生活のすぐそばにあり、人生という道の道しるべになる。それが芸術の一つの役割だと思っている。

絵はどうだろう?
生活の一部になっているだろうか?
本や音楽、映画などに比べるとなっているとは言えないのが現状だろう。
いつから絵は人々の生活から離れてしまったのか。難しく高尚なものになってしまったのか。
日本は世界的に見ても美術館の多い国だそうだ。美術館に行けば多くの素晴らしい絵画に出会える。
そこに行って芸術と呼ばれる絵画を干渉するのも良いだろう。
でも、ボクの絵は誰かの部屋、便所だっていい。生活の中にとけ込んで、あるときふと見たら何かを感じさせる。そういうモノであって欲しい。
絵にも絵にしかない素晴らしさがあるから。

絵を生活の中へ。それがボクの活動の大きなテーマ。
昨日はクロネコ夜市で1枚原画が売れた。ポストカードが売れるのも嬉しいけど、原画が売れるのとは比べ物にならない。
あの絵が彼女の生活の一部になる様に願っている。

Cocoloya2

Cocoloya2_b

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2008年7月29日 (火)

cocoloya

cocoloya は青空洋品店が谷中から根津に移転したとき、ボクが店内の1枚の壁を利用しつくったモノ。
壁1枚と長めのベンチ。それだけのギャラリーだった。
基本的にはボクの絵を飾っていたが、二度企画展もした。一度はNPO主催のアフガニスタンの子供達の絵を展示した『カブールの幽霊』展、そして絵本作家でコロボックルの挿絵でも有名な村上勉さんの原画展。
根津で店をしていたのはわずか一年だったから幻のギャラリーとなってしまった。

自分でギャラリーをしたのは、じっくりと空間全体まで自由に手を入れたかったからだ。
ギャラリーを借りてやると100%思い通りにするのは難しい。それに多くのギャラリーでは借りるのに莫大な(貧乏画家にとっては)金がかかる。それでカフェやクラブなどを利用してきたがそこにも問題はいっぱいで、一番はお客さんの目的が絵を見る事ではないこと。主役にはなれないのだ。
良心的なギャラリーもあるにはあって、若手を育てようとプロデュースしてくれることもあるらしい。そういう所に近づく場合、美術界に足を踏み入れ自分を売り込まねばならず、そういったコトは性格上どうもできないのでしない。
そういった諸々の理由もあった。
まあそんなことらはたいしたことではない。
ボクは青空洋品店のスタイルをずっと尊敬していたし、一緒にやる事になって、一人一人ゆっくりと確実に人と繋がって行ける青空方式を習ったのだ。
なにより壁まで自由にこだわれる。最高に楽しかった。

前々回書いた個展については考えがいまだまとまっていない。出会えるまで待つしかないのだろう。
取りあえず初心に帰り、近くはクロネコ夜市のために、またその他手作り市などのために移動式ギャラリーを制作する事にした。目下製作中。
cocoloya 2号 近日中に公開します。

写真は cocoloya 一号店です。

Cocoloya

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2008年7月20日 (日)

太陽

思わぬところで友だちと会えた。時間があまりなかったのでちょっとだけしか話せなかったが、ボクらにとっては十分すぎるほど良い時間だった。
その友だちはハリー。

ボクにはソウルメイトと呼べる友人が何人かいる。唯一の財産である。お金は無いがそう呼べる友だちが何人もいる事は数少ない自慢の種だ。

一人はあづ。妻だ。言うまでもないが最高のパートナーだ。
ボクらはきっと前世で近しい関係だったと確信している。前世があろうとなかろうとそう思っている。
そしてこのブログで紹介した、musicianのTONKA。同じくmasterpeaceこと土田慎次。
リンクの中にある広島のサヤカ。
同じく広島で出会ったフォトグラファー、HAL。彼女があづと引き合わせてくれた。
幼なじみのダイテン。
彼らはボクにとってある意味で家族以上に近い感覚のヒト達だ。
魂で繋がっているような感覚。ソウルメイト。
そして一番最近出会ったのがハリーだ。

ハリーは何か人を惹き付けるモノを持った男だ。それは誰もが持てるわけではないモノ。
彼は絵を描くが、それはひどく未熟なものだ。ボクの様にずっと勉強してきたものにとっては。
だからこそ素晴らしい絵を描く。面白い事をする。
そのことにボクは嫉妬し、刺激を受ける。
また、同じ絵描きとして彼以外に絵の事をまっすぐに話せる奴はいない。

彼がブログ ”純白の惑星” を始めた。是非見てみて下さい。

ボクも彼もまだまだ蕾だ。
必ずボクらは花開く。成功などという事ではなく。
ただ太陽に向かって花を咲かすのだ。


Taiyo

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2008年7月15日 (火)

キュウリと夜

庭に少しばかり畑を作っている。
春に植えた苗達が収穫の時期を迎えている。
ナス、キュウリ、ミニトマト、ピーマンがいま旬だ。
キュウリが一番豊作で立派なものが3日にいっぺんほど四、五本程度取れる。
鹿沼は野菜が安いので、農家が経営する直売所に行けば、うちで作っている野菜は驚くほど安値で売っている。東京にいた頃には考えられないほどで、毎日野菜はケチらずたっぷり食べる事が出来る。
苗の値段や畑に入れた土や肥料、その他諸々の経費を考えるとうちの子たちは安くはない。
だがなんと言っても、食事の直前に収穫した取れ立ての野菜を食べるのは何とも贅沢な気分だ。
もちろん味は最高!
どれも味が濃く瑞々しく本当においしい。

畑は部屋の窓から見えるので、よくボーッと眺めている。
野菜の実は大きくなるのがあっという間で驚かされる。朝見たのと夕方では全然大きさが違うのだ。
その他にも毎日小さな発見があるのでいくらでも飽きずに眺めていられる。
その中で、いま観察を続けている事が一つある。
野菜の実は昼間と夜のどちらの方が成長速度が速いのか?
なにぶんいい加減な観察なので、大きさや重さを量ったりしたわけではないのだが、うちのキュウリ君はどうやら夜に大きく成長しているらしい。

夜、月明かりの中ですくすくと成長して行くきゅうり。。。。
神秘的に感じてしまうのはボクだけだろうか。
それになんだかとても愛おしくなってしまう。
そして食べる!
なにしろボクはキュウリ好きなのだ。

自分で作った野菜は最高ですよ!

Yoru

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2008年7月 3日 (木)

絵のこと

音楽といっても色んなものがある。かっこいいもの、可愛いもの、歌い手及び作り手の内面を感じるもの、そうでないもの、メッセージ性の強いもの、美しいもの、、、、。それぞれの曲にそれぞれの顔があるのは誰でも感じる事が出来るだろう。
絵も同じだ。それぞれの描き手が個々の道を追求している。
当然それは表現者に限らずあらゆる職種に言える事であろう。
ようするに仕事と呼ばれる行為には、その人の人生観、生き方、感じ方が反映される。

ボクの場合、こう描いたら受けるのではないだろうか?とか、このほうが可愛い、かっこいい。そういう風に描く事が出来ない。メッセージと言うような大げさなモノを込めているわけではないが、ボクが自分の好きな画家たちの絵から感じるようなものを表現したいと思うからだ。
ボクにとって、絵を描く事は”生きる事”を追求するツールの一つ。前にも書いたが、描きながら色んな事を考える。それはボクの絵にそのまま現れていると思っている。もっと言えばボク自身が全て。
だからかどうか分からないが、スラスラと描ける事など滅多にない。筆が遅いのだ。心の中では「う〜」と唸りながら、四六時中何をしている時でも絵の事を色々考え、アイデアの基が浮かんで来るのを待っている。浮かぶまで描けないからだ。

それに最近は、上手に描こうという意識を極力消そうと試みている。描く事は技術である。だが技法に頼りすぎるとどうも小手先だけでスラスラと描いてしまう。ボクの場合はこれだと思うようなモノが出来ない。それに、自分の技術以上にうまく見せようと下手な見栄を張りそうになってしまうのもイヤなのだ。

ボクは絵が巧い方ではない。
割と小さい時から、デザイナーである父親の影響で多くの作品に触れてきた。だから巧いか下手か作品を見ると感じてしまう。
それは音楽で言うところの絶対音感みたいなもので、ボクの下手さ不器用さは努力では追いつかない部分だ。
だがそのことは重要な事ではない。作品の善し悪しは巧さとは関係ないのだから。
この価値観は多くのヘタクソな先人たちの努力の素晴らしい賜物だ。
ヘタクソで良いのである。だから、ボクにとっては、巧く描こうなどと見栄を張るより、自分を出し切る方が遥かに重要なのだ。

そんな風に描いている。

ボクのような描き方をする人間の作品には、是非原画に触れてほしいと思う。ポスターや本などの印刷物で素晴らしさを発揮する作品を作る人もいるが、ボクらはそうではない。
そういうぶきっちょな作品に出会って、もし気に入ったなら、出来る事なら手に入れて部屋に飾ってじっくりと眺めてほしい。
売れっ子作家のものはともかく、売れない画家たちの作品なら手に入れる事はそう難しくないだろうから。
先日音楽の事を書いたが、CDを買うように、ライブを見に行く様に、そんな感じで絵に接して欲しいと思う。きっと生活の潤いになるはずだから。

誰かの生活の一部になってくれる事。それがボクが絵を描くとき願っている一番大事なコト。
その方が美術館やギャラリーに飾られるよりずっと嬉しいのだ。


*今日の絵は三年くらいに描いたもの。自分の中でめずらしくいまだに気に入っている絵。素直に描けた作品なのです。

Sukoshi

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2008年7月 1日 (火)

MUSIC

ボクは三度の飯より音楽が好きだ。
学生の頃は、某大手レコードショップやSOUL BAR(ソウルミュージックをかける店)でバイトしたり、
東京ではカフェなどでDJの真似事もしていたくらいだ。
楽器をやってみようと努力した事もあったし、恥ずかしながらバンドを組みボーカルを担当した事まである。だがどうもセンスが無かった。それで聞く方専門で楽しんでいる。
聴く音楽のジャンルに特にこだわりはない。日本のものも聞くし、ジャズからソウル、ヒップホップ、ロック、レゲーやボサノバ、日本ではそんなに有名ではないような世界中の音楽まで何でも聞く。

音楽に対して色々な思いがある。
特に絵と音楽、その置かれている状況を比べると羨ましくなる。音楽は今一番大衆のココロを掴んでいる芸術であるからだ。
お年寄りから子どもまで、ほとんどの人が自分にとって大切な曲、好きなミュージシャンを持っているだろう。絵はどうか?聞くまでもない。大昔の画家はともかく、今生きている絵描きの名など知っている人はごくわずかだろうし、美術館に行く人だって多くはないだろう。CDを買った事の無い人は少ないだろうが、絵を買った事のある人はもっと少ないかもしれない。
だから悔しくなる。

話が脱線してしまったので戻ろう。
DJをやっていた頃、多くの若いミュージシャンと知り合いになった。
その中で、ボクが最も注目する愛すべきミュージシャンで、また良き友人でもある masterpeace ことツチダシンジを紹介したい。
先日、You Tubeで彼のライブ映像を見てあらためて彼の音楽に惚れてしまった。
是非皆さんにも聞いてほしい。
彼の作る作品はとても優しい。メロディーは美しく、文学的な詩に絡み合い、ポップでキャッチーでいながら独特な世界観を持っている。どこかで聞いた事があるような親しみがあるが、決して懐古主義のありきたりなモノではない。
そして何より音楽に対する純粋な姿勢が作品から溢れている。
ボクも彼も売れないアーティストである。自分の事はともかく、音楽好きとしては彼のようなミュージシャンがもっと前に出てきてほしいと強く思うのだ。
もし生まれ変わったらボクは彼のようなミュージシャンになりたいと思う。

*リンクからmasterpeaceのブログに飛べます。そこからYou Tubeにも行けます。

Fuku

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2008年6月24日 (火)

旅立ち

目的地はわからない。その先に何が待ち受けているかも。
何も決めずに旅に出たい。いつもそう思っている。

人生は旅だとよく言うが本当にそうだと思う。

毎日の生活も人生という旅の道の一部なのだ。
今日、友人と散歩しながらそう思った。
風景がいつもと違って見えた。

絵を描いているときは心の中を旅している。
どこまでもどこまでも自由に想像することに身を任せる。
これも旅。
ボクの描く絵は心象風景と呼べるかもしれない。

いろいろな、人それぞれの旅の道がある。

いつだって、その先に何があるのかはわからない。

昨日、友人が一人この世から旅立った。

ボクはまだこの世界が何なのか、その先に何があるのか、何も分からない。
ただ何かがあるのだと思っている。

彼は旅立った。

ボクの知らない世界へ。

彼が行く新しい旅の道がいつも光で照らされています様に。
ここから祈ろう。


Sekai

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2008年6月19日 (木)

yama yama

夏が近づいてくる。一日一日強く感じる。
鹿沼の夏は初体験なのでとても楽しみだ。
最近、天気の良い日は山々が本当に美い。山はいつの季節も美しいけど。

それから、庭や家の中で虫をたくさん見かける様になった事も夏を感じる要因だ。
子どものとき以来、久しぶりに目にする虫がここにはわんさかいる。
中には出てきてほしくない虫たちもいるのだが。。。
このところ立て続けにムカデが家に出た。刺されたらたまらないので、可哀想だが駆除している。
それに、一昨日は、庭木の剪定をしていて毛虫に首筋をやられてしまった。昨日はかゆくてかゆくて眠れないくらいだった。よく樹を見たら無数の毛虫君を発見しぞっとしてしまった。
首筋もぞっとするような姿になってしまったし。
だけど殺虫剤は撒きたくないし、気をつけるしかないなぁ。。。


Yamayama


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2008年6月11日 (水)

KAZE, HIKARI, INOCHI

絵を描いているときボクの頭の中は言葉で溢れている。
とりとめもなく色々な事を考える。一つのコトを深く考えていく事もあるし、色んなコトでゴチャゴチャな時もある。空想を広げることもあれば具体的な事柄を考える事もある。

秋葉原の事件が起きてからずっと、ボクの頭の中はその事でいっぱいだ。
いままではそういう事件に対して、どこか他人事の様に感じてしまう自分がいたりしたが、今は、深い悲しみの感情に襲われる。
加害者、被害者、社会、、、、事件を取り巻くあらゆる事を想像してしまう。

想像して、ボクは絵を描いていた。
いくら筆を進めても、反比例していくかの様にうまく描けなかった。
それでも描く事をやめれなかった。
描く事しか出来なかったのだ。
ただただ描いてた。


Inochi

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2008年6月 5日 (木)

職業

今日もそうでした。。。
役所などでの諸々の手続きや、その他色々な場面で職業を聞かれます。
ボクはいつも”自由業”もしくは“デザイナー”と答える事にしているのですが、そんな時はいつも、自分の中では、嘘を書いているようで変な気持ちになります。絵描きだと答えても良いのですが、そういえない自分が心のどこかにいるのです。
ただ、絵で飯が食えているかというとそうではなく、ボクの稼ぎのほとんどはデザイン、イラストによるものなので、そう書くのは別に嘘にはならないのですが。

絵描きという職業はご存知の通りお金にはならず、この道で食えている人はほんの一握り。ボクの知る画家たちは、皆バイトをしたりして何とか食いつないでいるような有様で、絵を描く事さえやめてしまった者も少なくはありません。
”金を稼ぐ事=職業” という図式はここでは子どもの中でさえ常識とされていて、ある意味で、彼らは職業が無いというプレッシャーにつぶされていったといっても過言ではありません。
ボクも当然そういう社会の中で育ってきたわけで、そのプレッシャーを感じますし、自分の中で常にそれと戦っています。その図式が頭にしみ込んでいて自分は画家だと言えなくなっているのかもしれません。

職業ってなんなんだろう?

画家、ボクは画家です。絵を描くことが仕事です。絵を描く事はボクにとって明らかに趣味ではなく、神様に与えられた天職。他の事をすることなど想像もできません。

おそらく絵でお金持ちになる事は無いでしょう。むしろ一生絵で生活をする事は無いかもしれません。
ボクは、画家という人達はお金の事は考えてはいけないと思っています。お金が欲しくないわけではないし、当然生活していくのに必要です。だから、考えたくないけど金はいるという矛盾は、いつもボクに付きまとっています。
また、奇麗ごとを言っていると言われるかもしれません。けれど、それでもボクは、奇麗ごとを言い、理想を貫くのが画家の仕事だと思っていて、自分もその理想を全うしたいのです。
もしボクの絵に高額がついたらボクは矛盾の中で苦しむでしょう。ボクにとって絵を描く事は職業ですが、それで金儲けをする事は望んでいないから。

自分の中にある多くの矛盾を取り除き、シンプルに絵を描く事が出来たとき、ボクは役所でもきっと画家だと胸をはって言えるでしょう。道は長く険しいですが。。。。

Kioku

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2008年5月27日 (火)

cocoloya with 青空洋品店

6月1日の日曜日に、鹿沼にある饗茶庵さんが中心となって毎月第一日曜に行われている”ネコヤド大市”に参加します!
響茶庵は鹿沼にあるすごく素敵なカフェ。
そして僕らが引っ越し先をここにきめたきっかけを与えてくれたのが、響茶庵の店長さんなのです。
その辺の詳しい話またいずれ。。。
鹿沼は東京からさほど遠くもありませんよ。是非来てみて下さいね!

ちなみに、ボクはポストカードや絵、それに以前自費出版で作った cocolo cotoba という本を出品します。
この本、題の通り絵と言葉で構成したシンプルな詩集です。もともとそんなにいっぱい作ったわけではなく、青空洋品店のみで販売していたのですが、ちょこちょこと売れていき、おかげさまで残りはわずかです。
もし興味のある方は連絡下さいね。

当日晴れるとよいなぁ。。。
きっと色んな出会いが待っている事でしょう!今から楽しみです。


Akaiyoru

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2008年5月20日 (火)

影響

個展などをすると、よく「誰の影響を受けているのか?」と聞かれます。
この質問は答えるのがとても難しく、いつも困ってしますのです。

なぜ難しいか。
影響を受けたモノ。それはボクが今まで目にしてきた絵すべてであり、絵に限らず他の様々なジャンルの作品や、文学、音楽、映画などなど言い出すときりがなく、限定するのが難しい事。
また、心を引きつけられる作品は時が経つにつれて変わっていきますし、影響を受ける部分は、表面的なこと、つまり表現方法ではなく、作品の奥底から感じる部分なので、ボクの絵描き方が、ボクの答える芸術家たちと似ていないからか、答えに対し「?」となる人が多いからです。

以上をふまえて頂き、ボクが強く影響を受けている人達を紹介します。
これを機に、そのアーティストたちに興味を持って頂ければ嬉しいです。

画家、アンドリュー・ワイエス アメリカの画家です。
田中一村 奄美大島に惹かれその風景を書き続けた人。
熊谷守一 この人の著書『へたも絵のうち』は何度も読みました。
神田日勝 原画はまだ見た事がないのですが、画集を見て一目惚れしてしまった人です。

デザイナー、ディック・ブルーナ ご存知、ミッフィー の作者。
森田基治 切手デザイナー ボクの父親なのです。

作家 ミヒャエル・エンデ 『モモ』『はてしない物語』の作者、
サン・テグジュペリ 永遠の名作『星の王子様』の作者。

写真家 星野道夫。

詩人 谷川俊太郎。

と書き出すときりがないですね〜。この辺にしておきます。
あとボクは寺好きで、子どもの頃から仏像が大好きだったり、ネイティブアメリカンの人々の思想や作品にも強く惹かれます。
それと、過去にDJのまねごとをしていた事があったり、大手レコードショップで働いていた事があったりと、大の音楽好きで、尊敬するミュージシャンも数多いのですが、それはまたの機会に。


Komoriuta

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2008年5月16日 (金)

こんな絵を描いています

ネット関係に弱いボクは、最近までインターネットというものをあまり利用していませんでした。
今でもたまに使う程度なのですが、その中で出会った素晴らしいブログを紹介します。
"Native Heart"という作家・翻訳家である北山耕平さんのブログ(http://native.way-nifty.com/native_heart/)です。
もう何年も前から北山さんが関わった本を愛読していて、その作品の大ファンなのですが、本とはまた違うブログならではの魅力があり、ボクがこうしてブログを始めるきっかけになりました。
ボクは自分の作品に対して、常に責任を持ち、まっすぐに真剣に向かい合いたいと思っています。
ブログもそのようにやっていくつもりです。
絵であれ何であれ、きっとそういうモノが魅力を発するんだと信じているからです。
堅苦しくなりましたが、ぜひ一度"Native Heart"を見てみて下さい。


House_01

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