書籍・雑誌

2008年7月12日 (土)

出会い

今2冊の本を同時に読み進めている。『ゆらゆらとユーコン』(野田知佑著 新潮文庫)、それと『長い旅の途上』(星野道夫著 文春文庫)。
両方とも舞台はアラスカ。前者はカヌーでの旅、後者は生活と旅のエッセイだ。
舞台こそ同じであるものの、当然の事ながら、その内容は全く違う。
中でも人との出会い方に大きな差がある様に思える。
それが両者にとってのアラスカに大きな違いを作っているのだろう。

自分の今までの人との出会いを振り返ってみると、節目節目で大切な、大きな出会いがあった。
その人たちはいつも、自分の行く道を悩んでいるときに、そのコタエの鍵を持っている人だった。
もちろん多くの出会いの中から、友だちとなる人を自分で選んできたわけだが、この大きな地球の中で、同じ時代を生き出会って行く人達に偶然以上の何かを感じずにはいられない。

思えばいまボクがここにいて、今の生活があるのも多くの出会いに導かれた結果だ。
よくあづ(妻)とも話すのだが、それはまさに導かれたとしか思えない出来事の連続の上にある。
それに、最近思うのだけど、今のところボクの道は、自分が望んできた様(意識して、または無意識に望んでいた)になっている。


出会いを大切にして行く事。
それからその出会いの意味を考える事。
そうすると道が少し見えてくる。

これがボクら夫婦がいま一番大切にしている事なのです。

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2008年6月15日 (日)

地の果てに住む

『地の果てに住む』(リチャード・リオ著 飛鳥新社)と言う本を読みました。
1980年代、一人のアメリカ人がニューヨークの生活を捨て夫婦でアラスカに移住する。そのいきさつ、アラスカでの生活、子育てが描かれたノンフィクション。

ぼくもそうであったが、ここ日本でも東京や大都市に住む人々は多くのストレスを抱えて生きている。この本の主人公はそのストレスを捨て、文明を拒否し生きる事を選ぶ。アラスカの、人間を寄せ付けぬ厳しく壮大な自然の中で生きていく著者の心の動きが興味深かった。
現代社会で誰もが我慢している事。そして守っているもの。それは本当に必要な事なのだろうか?
常々考えている事だが、それを捨て去り、地の果てに住む事は容易なコトではない。この日本にはそもそもそんな自然は残っていないし。だがこの本を読んでいると自分の世界があまりにもちっぽけで、魅力の無いものに思えてしまう。
地の果てまでは行けなくとも、何が大切なコトなのか改めて考えさせられた。

しかしアラスカという土地は魅力的だ。本で読む事と体験する事は全く違う。だから、今後どれだけ海外に旅出来るか分からないけど、ボクは必ず行く。有言実行。あえて宣言しておこう。海外旅行なんて今は考えられないけど。

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